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恋はデジャ・ブ(タイトルと本文は関係ありません)

 投稿者:一揆  投稿日:2011年 7月31日(日)01時16分18秒
  通報 編集済
  先日のAWEにCMAの現役生が突然10人くらい遊びに来て、嵐のように去っていった。

その中の一人にホルンの女の子がいたんだけど、兼田敏の「交響的音頭」の合奏中にちょっとおかしな挙動をみせていて、何だろうと思っていたら、合奏が終わった後、顔を真っ赤にして目を腫らしていた。
曲に全くついていけなかったらしい。

変拍子&臨時記号だらけの、初見で吹けないのはむしろ普通という譜面だ。
しかも本番に乗るわけでもなし。
前提からしてそもそも「吹けなくていい」はずの曲なのに。

それがどういう意味の涙なのかを、他人が理解することはできない(本人だって説明つかないかもしれない)。
だけど、何かが共鳴する。どこかでそれを知っているような気がする。

帰り際、個人的に練習したいとまだ赤い目で言うので、譜面をコピーしてあげて、つい団員用のデモCDまであげてしまった(足りなくなったら焼き増しします)。

何というか、ああいう感じの反応をすごく久しぶりに見た気がする。

そつなくこなしちゃうとか、
その時は出来なかったけど合奏終わったとたんガツガツ反復練習するとか、
…さもなくば、すいませんって謝っちゃう。
そういうのは最近も見るんだけど。

「出来なかった」という事実を、どうしても割り切れない。笑ってごまかしたり、言い訳を色々見つけてみたり・・・という感情の「そらし方」すらできず、ただただ持て余してしまう。自分の中でぐるぐるぐるぐる。

すごく既視感を感じて、その出どころを探っていくと、実は自分の中からだったりする。
遠い昔の、トロンボーンはおろか楽譜にすらまだ触れてなかった頃に、そんな事があったような。

体育の授業でみんなが当たり前のように出来るシュートが自分だけ出来なかったり、
完璧に出来たはずのテストをケアレスミスで満点逃したり、
とか、そんなつまらないこと。

誰にでもある原体験、という気もする。
今になってみれば安っぽくて薄っぺらで頼りないプライドなんだけど、でもそれにすがるしかない頃が確かにあった。

実際はあの子の涙の意味とは全く違うかもしれないんだけど、
ふと、そういうことが思い出された。

自分が楽器を吹き始めた頃は、もうそういう気持ちは薄れていたと思う。
全く無かったわけではないけど、上達していく「楽しさ」や、自由に楽器を吹くOB達を見て抱く「憧れ」の方が、それよりも強かったから、出来ないことが悔しいと感じる暇は無かった様に思う。

とにかくその涙を見て、ノスタルジーとちょっと苦い思い出と、言い知れない「羨ましさ」みたいなものがブレンドされた複雑な感情の中に投げ入れられた。

大好きな漫画のひとつ「エアマスター」の中に「どんな人間でも“安いプライド”があれば何とだって戦える」みたいなセリフがあって、初めてそれを読んだ時も今みたいな気持ちになったのを憶えている。
安いプライドはその「安さ」ゆえに、持っているのが恥ずかしくて皆捨てたり隠したりしてしまうんだけど、一個の人間を支える重要な柱の一つだ。
そういうことを久しぶりに強く思った。

ちょっと燃えてきた。

某(ナニガシ)先輩はわかりますか。
 
 
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