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「AFCアジア杯最終予選、日本6-0香港」(8日、アウトソーシングスタジアム日本平)
サッカーのアジアカップ最終予選は8日、静岡市のアウトソーシングスタジアム日本平で行われ、A組の日本はFW岡崎慎司(23)=清水=のハットトリックの活躍などで、香港に6-0で圧勝した。日本代表としては、FW西沢明訓(当時C大阪)とFW高原直泰(当時磐田)が00年10月17日のウズベキスタン戦でマークして以来、国際Aマッチ史上18人目となるハットトリックを達成。日本は通算2勝1敗で、1試合消化の少ないバーレーンと勝ち点6で並んだ。A組は4チームで争われ、上位2チームが11年カタール大会の出場権を得る。
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侍が鮮やかすぎる凱旋(がいせん)を果たした。所属する清水のホームで、FW岡崎が「公式戦では初めて」というハットトリックを達成。日本サッカー史上29回目、18人目となる快挙に、「日本平でやれて良かった」と声を上ずらせた。スタンドでは1月に誕生したばかりの長男・刀也(とうや)君も代表戦を初観戦。愛息、そして“岡ちゃんコール”を送り続けてくれた地元サポーターの前で、大きな仕事を成し遂げた。
“岡ちゃんショー”の始まりは前半18分だ。中央でボールを受けたMF長谷部からのスルーパスに鋭く反応。一瞬で相手DFの裏へ抜け出すと、冷静に右足を振り抜き先制弾。後半にも代名詞であるダイビングヘッドを試みるなど終始泥くさいプレーで2点を追加。それでも「サイドクロスからもうちょっと点取りたかった」と唇をかんだ。
この日の3発を加え、代表戦では17試合11得点と圧倒的な結果を残す。その秘けつを問われ「以前は相手を見てから動いていた。今は自分から動くことに変えた」と意識改革の成果に胸を張り「周りに合わせてたら点にならない」と“点取り屋”の自負も見せた。
エースの爆発に、岡田監督は「雑なところもあるが、裏に入ったりクロスに入るタイミングはコンマ何秒かでも人より速い」と評価し「ストライカーとしてなくてはならないものを持ってる」と、その素質に太鼓判を押した。
自身初の金字塔にも「1試合1点取る方が価値がある。取れなかった試合では落ち込むし、それをなくしたい」と、自らを戒めた。その一方で、偉業達成を成し遂げたスパイクをロッカーに忘れDF中沢に届けてもらうおちゃ目な一面も。真のエースへ-。侍がまた一つステップを駆け上がった。
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